まとめ
  • 金魚は繊細な生き物。当日・翌日のやることリストをチェックしよう
  • あらかじめ道具を準備してから金魚を連れ帰ると安心
  • 最初は単体飼育から始めよう

夏の日本の風物詩といえばお祭り。なかでも華やかに並んだ屋台は、まさに祭りの花ですよね。そして大人から子どもまで人気の屋台の一つとしてあげられるのが、金魚すくいです。

今回は、お祭りの金魚すくいで連れ帰った金魚の飼育方法を紹介します。当日・翌日ごとにやることリストを紹介しているため、突然家族が増えて慌てている人はぜひ参考にしてください。

金魚すくいをした当日のやることリスト

ここでは、お祭りで金魚すくいをした当日にやることリストを紹介します。お祭りの屋台の金魚は、当日の対応が1番肝心です。翌日以降の生存率を高めるために、そえるアイテムや取るべき行動をチェックしていきましょう。

水槽を用意する

金魚の飼育で最も重要なアイテムの一つが、水槽です。とはいえ当日の対応に限定すれば、簡易的な仮宿のような水槽でも構いません。100円ショップで販売されている虫用ケースやバケツ、調理用のボウル、洗面器などを活用しましょう。

なるべく口が大きく、水槽内の角度やカーブが滑らかなものが推奨されます。また、泳ぎが苦手な種類の金魚は15~30cm、体格が丸い金魚は20~35cm、細長い体格の金魚は30~35cmの水位を張るため、対応しやすいサイズを選んでください。

カルキを抜いた水に入れる

金魚を含むほぼすべての魚は、水道水では飼育できません。中性の水質を好む金魚に合わせて、カルキを抜いた水を用意しましょう。

本来カルキは水を紫外線に当てることで抜けますが、お祭りの帰りには難しいですよね。ホームセンターや大型スーパーなどに立ち寄り、市販のカルキ剤を購入することをおすすめします。

またカルキ抜きだけではなく、水中に酸素が含まれていることも大切です。シャワーでできるだけ泡立てて水を貼ると、塩素が少し抜けて水中に酸素が溶け込みやすくなります。

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ドライフードを用意する

お祭りの金魚を飼育するために欠かせないのが、ドライフードです。金魚用のエサは、ホームセンターはもちろんコンビニでも購入できる場合があります。市販のドライフードを与えるだけでも、健康的に育てられます。

ただしお祭りの当日は給餌を控えることが大切です。なぜなら金魚は環境変化で大きなストレスを感じており、エサを食べることでさらに弱ってしまう可能性があるからです。まずは一晩様子を見つつ、少しずつエサを与えていきましょう。

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金魚すくいをした翌日のやることリスト

ここでは、金魚すくいをした翌日のやることリストを紹介します。お祭り当日の夜を無事に超えられた場合、第一の山場は超えたといっても過言ではありません。3日目、4日目と健康的に生きてもらうために、より適切な環境を整えていきましょう。

飼育に必要なグッズをそろえる

金魚すくいの翌日は、飼育に必要なグッズを本格的にそろえます。

  •  水槽(新しいもの)
  •  エアーポンプ・濾過フィルター
  •  水草・砂利
  • 掃除道具

当日の水槽が簡易的だった場合は新しい物を用意してください。エアーポンプは1,000円程度の小型の商品でも構いません。

水質を簡単に綺麗に保つためには、濾過フィルターも用意するとよいでしょう。水草は金魚が美しく泳ぐ姿をさらに楽しめ、砂利はコケの発生を抑え水質を安定させます。

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エサを与える

2日目以降には、金魚の体調変化に合わせて少しずつエサを与えていきます。金魚がエサを食べる姿は可愛らしくずっと見ていたくなりますが、3〜5分以内に食べきれる程度の量を与えることが大切です。

エサの与えすぎは金魚を弱らせるだけではなく、水質悪化の原因に。最初から最大量を与えるのではなく、2日目、3日目、4日目……と給餌量を増やすことをおすすめします。具体的な給餌量は体格によっても異なるため、商品の説明欄も参考にしてください。

お祭りの金魚のおもな種類は?

金魚は多種多様な種類が展開されていますが、お祭りの金魚すくいで出会えるのはおもに和金・琉金・出目金」の3種類です。なかでも、赤くて細長く小さなシルエットが特徴的な「和金」は、全国的にメジャーな種類となっています。

和金は、素早い泳ぎ&軽い体重という金魚すくいにピッタリな種類。最初は3cm程度の小さなサイズ感ですが、長生きすると15cmほどのサイズになることもあります。金魚の種類によって適した水位が異なるため、お祭りではぜひ店主さんに種類を尋ねてみてください。

お祭りの金魚を長生きさせるポイント

ここでは、お祭りの金魚を長生きさせる飼育のポイントを紹介します。金魚の寿命は2~10年と幅広く、個体や飼育環境によって大きく異なります。1日でも長く一緒に生活するために、快適な環境について考えていきましょう。

エサを与えすぎない

前項でも紹介した通り、エサの与えすぎは金魚にとって危険です。本来の許容量以上のエサを食べると消化不良が発生し、便秘が原因で命にかかわる事態になるケースがあります。

また食べ残しや排泄量が増加し、水質悪化の原因に。大きい金魚であっても、常に5分で食べきれる量を与えるように努めましょう。金魚はエサを与える回数が多いほど早く大きくなるため、成長によっては水槽の変更も求められます。

水の交換はゆっくり行う

金魚にとっての水は、私たちにとっての空気と同じようなもの。清潔に保つために定期的にケアする必要はありますが、一度に交換しすぎると体長を崩してしまいます。

金魚の水換えは「2週間に1回」を基本とし、1回の水換えで全体の3分の1を交換するイメージで行いましょう。水換えの際は先に古い水を抜き、新しい水を古い水の温度に合わせた後、少しずつ水槽に入れていきます。

最初は単体飼育から始める

金魚は複数飼育が可能な生き物ですが、個体によって相性の良し悪しがあります。慣れるまでは単体飼育にすることで、金魚同士の喧嘩やケガなどのトラブルを防げるでしょう。また単体飼育は、水質管理が容易というメリットもあります。

以下の記事では金魚の基本的な飼育方法を紹介していますので、今回の記事とあわせて参考にしてください。

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静かなブーム到来!?初心者から楽しめる金魚入門

金魚が元気がないときのサイン

金魚は、元気がなくなると食欲も減退します。また体の発色や鱗のツヤが鈍くなり、動きが大人しくなる傾向にあります。とくに水槽の底でじっとしている時間が増えたり、体をこすり付けたりする時間が増えた場合は、早い段階で対応を行いましょう。

また金魚を飼育する際は、あらかじめ診察対応を行っている獣医師を調べておくと安心です。水質改善やコンスタントな掃除など、飼主が自分でできる対応策も多いもの。不安な場合は、獣医師やショップ店員に具体的な方法を相談しましょう。

お祭りの金魚の飼育は、初日・翌日が肝心!

今回は、お祭りの金魚すくいで連れ帰った金魚の飼育方法を紹介しました。お祭りの当日は、金魚の体にとって大きな負担がかかっています。金魚すくいが終わったらすぐに帰宅できるように、スケジュールを調整することをおすすめします。

金魚を飼育する水槽は、装飾の幅が広い点も魅力です。まずは安全・健康に飼育することに慣れた後、自分らしいデコレーションを施しながら、インテリアとしても水槽を楽しんでいきましょう。