- 元気いっぱい!明るいパワーがあふれるアヒル
- 鳴き声の大きさに注意!防音環境を整えよう
- 泳げる場所は必須!子ども用プールでも飼育OK
「元気いっぱいで明るい性質のペットと暮らしたい!」と思ったことはありませんか?そんなあなたにおすすめしたいペットが、コールダックです。
今回は、今注目のペットであるコールダックの魅力を紹介します。よく食べよく遊びよく懐き、愛想も愛嬌もいっぱいのコールダック。明るいパワーに満ちあふれるコールダックの魅力にふれてみましょう。
目次
コールダックとは?元気いっぱいでパワフルなアヒル!
コールダックは、マガモを祖先に持つ小型のアヒルです。ペットや展示・装飾を目的として繁殖されています。コールダックの大きな特徴としてあげられるのが、元気いっぱいでパワフルな性質です。
アクティブに走り回り、飛び回り、美味しいものを探し回り、水浴びをしては毛づくろいをする毎日。日常生活を眺めているだけで思わず笑顔があふれてしまうほど、明るく快活な性格をしています。
ずんぐりした体も魅力的。コールダックの生態的な特徴
ここでは、コールダックの生態的な特徴を紹介します。コールダックは、アヒルの飼育初心者の人でもお迎えしやすい種類です。体格・性格・カラーバリエーションなど、多様な魅力を持つコールダックの生態を学んでいきましょう。
おもちゃみたい!ポッチャリ体型のアヒル
コールダックは、小柄でぽっちゃりとした体型のアヒルです。まるでおもちゃのようなズングリとしたシルエットが特徴で、短い足を使ってポテポテと歩きます。
おわん型の体には太くしっかりとした首がついており、横長で丸い頭には思わずキュンとするような黒くつぶらな瞳が。体長は約30cmで、小型犬のようにコンパクトな品種なのです。
会話ごっこも?!フレンドリーで人間になつく
コールダックはとって人に懐きやすい品種としても知られています。飼主だけではなく人間自体に友好的であり、頻繁に話しかけていれば飼主の会話をまねするようにもなるのだとか。
警戒心の低さから、初めてふれあったときには面食らう人もいるほどです。好奇心旺盛で元気に動き回る姿は、見ているだけで明るい気持ちになりますよ。
コールダックの寿命は約10年。思ったよりも長かった!
飼育環境や個体差にもよりますが、コールダックの寿命は平均10年程度といわれています。アヒル自体の寿命が15~20年であることから、品種としてはやや短命といえます。
しかしハムスターやウサギなど他のエキゾチックアニマルと比べると「思ったよりも長い!」と感じる人も多いでしょう。飼育の際は、10年先のライフスタイルまで視野に入れる必要があります。
コールダックの値段は月齢・色で異なる
コールダックの値段は、月齢や色によって異なります。大人のコールダックは35,000円程度が相場です。
しかし2024年6月現在は25,000円程度で販売されている個体も見受けられるため、気になる個体がいる店舗のリサーチをおすすめします。また有精卵から孵す際は、卵1つにつき2,000円~が相場です。
ホワイト以外も!コールダックはカラーバリエーションが豊か
コールダックはカラーバリエーションが豊かな品種です。一般的にはホワイトやグレー、ブラックやホワイトのミックスなどが挙げられます。
レアカラーとしては、バタースコッチ・ブルー・チョコレート・ブラックなどが代表的です。
コールダックを飼いたい!飼い方と必要な環境は?
ここでは、コールダックの飼育に必要な環境や、基本的な飼い方を紹介します。まるで絵本に登場するアヒルのように、丸々としたボディラインが魅力的なコールダック。健全な飼育環境を学び、お迎えを検討していきましょう。
水浴びができる池・プールは必須!
水鳥であるコールダックを飼育する際は、水浴びができる環境が必要です。自由に使える池やプールがあれば理想的ですが、難しい場合は子ども用のプールを活用しましょう。
ビニールプールや大きめのタライなどでも代用可能です。サイズは大きいほど喜ばれますが、家族共用のお風呂の利用は衛生面からおすすめできません。
柔らかく安全な足場を用意しよう
コールダックは足を痛めやすい生き物です。アスファルトやフローリングなどの固い床・地面の飼育は避け、柔らかく安全な足場を用意しましょう。
飼育ケージを用意する際は、うさぎ用の牧草を敷いてあげるとケガのリスクが下がります。室内・室外問わず、人工芝やマットなどを用意して足元を守ってください。
室内飼育でもケージがあると便利
基本的には放し飼いにする予定でも、あると何かと助かるのが飼育ケージ。体調不良やケガのときに休ませるためだけではなく、プライベートな空間を確保できることでストレスケアにもつながります。
また掃除や来客時など、一時的にコールダックの行動範囲を制限することで助かるシーンも多いものです。ケージは犬用や猫用の商品で構いません。
外で遊ばせる際は、柵で危険からガード!
コールダックを外で遊ばせる際に、絶対に用意しておきたいのが柵や囲いです。なぜならコールダックは、肉食性の野生動物にとって格好の標的だからです。
柵や囲いを用意すると、野良猫やハクビシンなどから身を守れます。また体が小さなコールダック自身の脱走防止にも役立ちます。
餌はニワトリ用でOK!野菜も大好物
コールダックの主食は、水鳥用またはニワトリ用の人工飼料です。栄養バランスの整った飼料を基本としつつ、細かく刻んだ野菜を与えると喜びます。
野菜は小松菜・トマト・ニンジンなどの緑黄色野菜を選び、様子を見ながら少量ずつ与えてください。ご褒美やお留守番時などに与えるおやつは、乾燥コオロギが推奨されています。
コールダックを飼育する際の注意点・ポイント
ここでは、コールダックを飼育する際の注意点やポイントを紹介します。コールダックは犬と比べると小柄かつお散歩も必要ないため、一見すると飼育しやすそうにも見えますよね。しかし、アヒルという生態特有の注意点も多く存在しているのです。
コールダックは鳴き声が大きい!防音対策を導入しよう
コールダックは、鳴き声が非常に大きい動物です。別名を『ナキアヒル』というほど鳴く頻度も高いため、防音対策は必須になります。
室内飼育を想定する際は、吸音材や防音カーテンなどのアイテムを導入しましょう。住宅環境によっては、集合住宅での飼育は困難です。
トイレは覚えない…排泄処理しやすい環境が大切
コールダックをはじめとする鳥類のほとんどは、トイレのしつけができません。コールダックも特定の場所で排泄をする習慣がないため、小まめに掃除ができる環境が求められます。
室内・室外飼育に限らず「コールダックを飼うならある程度は汚されるもの」という覚悟も大切です。寝室や子ども部屋など、とくに汚されたくないエリアにはケージを用意するのもよいでしょう。
飼育前に獣医師を確保しよう
コールダックを飼育する際は、お迎えの前に最寄りの獣医師を必ず確保してください。日本中に動物病院は数あれど、鳥類を含むエキゾチックアニマルが受診できる施設は意外にも少ないものです。
気軽に通える範囲に病院がない場合は、引越しも視野に入れる必要があります。獣医師の確保が難しい場合は「今はまだ飼うときではない」と判断するのも、一つの愛情の形です。
注目のペット、コールダックの可愛さにキュンとする!
今回は、今注目のペット、コールダックの魅力や飼育豊富を紹介しました。元気いっぱいでフレンドリーなコールダックと一緒に暮らしていると、毎日が賑やかになりますよ!
飼育を検討する際は、鳴き声や排泄物など、犬や猫とは異なる注意点があることに留意しましょう。コールダックへの理解をさらに深めつつ、人間もペットも幸せかつ安全に暮らせる環境を整えてください。