Management
Philosophy
動物は人間の「同胞」であり、共に生きていくもの。ドイツでは、生体販売を行うペットショップは少なく、殺処分もほとんどありません。犬や猫をはじめ、ウサギなどの小動物、鳥、爬虫類、馬、羊、猿といった動物たちが事情があって飼育が困難になった場合、「ティアハイム」と呼ばれる民間の動物保護施設で生活することになります。「ティアハイム」の「ティア(Tier)」とは、ドイツ語で「動物」を意味します。 ドイツにおける動物愛護の象徴とも言える施設が、「ティアハイム・ベルリン」です。ティアハイム・ベルリンでは常時1,300 匹ほどの動物が暮らし、180 名のスタッフの他に800 名程度のボランティアがその世話をしています。運営に必要な費用は年間800 万ユーロ( 約10 億円) にも上りますが、そのほとんどが個人の会費や寄付、州からの助成金によって賄われています。新しく動物を家族に迎えたい場合には諸条件をクリアすることでティアハイムから引き取ることができ、最終的に家族が見つからなかった動物も、ティアハイムで最後まで穏やかに生活することができます。
日本では、犬や猫など動物の飼育をする人が増加傾向にあります。2020 年には、犬の飼育頭数が41 万頭以上、猫は46 万頭となりました。そんな状況の中、日本全国では1 年間で5,635 頭の犬、27,108 頭の猫が殺処分されています*。ここ数年、保護犬・保護猫に関する認知の拡大や、動物保護団体の活動によって、殺処分数は減少傾向にあり、動物愛護の意識も高まりつつあります。しかし、保護施設数やその運営にも限りがあり、非人道的な繁殖ビジネスがあり続けていること、責任や正しい知識を持たず動物を捨ててしまう飼い主がいることも事実です。
また、動物の保護・研究を行い、触れ合いの中で動物愛護の精神を学ぶことができる動物園や水族館、牧場などでは、収入のほとんどを入場料が占めるため、昨今のコロナ禍で経営が難局を迎えたところも多くありました。
今の日本では新たな接点作りなど、価値提供の変化させることが求められています。
欧州の動物愛護先進国の精神や施策に学びながら、日本においても動物愛護の意識を醸成し、この現実を変えていきたい。
Tier はそんな想いのもと、活動して参ります。
* 平成31 年4 月1 日~令和2 年3 月31 日/環境省調査
社名 | 株式会社Tier |
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所在地 | 〒105-0014 東京都港区芝3-40-4 三田シティプラザ4階 |
代表取締役 | 藪内 健吾 |
電話番号 | 03-3798-1779 |
事業内容 |
アプリケーション開発企画,運営 イベント企画運営 インターネットメディア事業及びインターネットコンテンツ事業 動物及びペット用品の輸入、販売 等 |
設立 | 2022年2月 |
取引銀行 | みずほ銀行 |