まとめ
  • 長毛種の猫は月1回のシャンプーがおすすめ
  • 子猫の時からお風呂に慣らすと慣れやすい
  • シャンプーにはドライタイプ・液体タイプ・シートタイプの3種類がある
  • シャンプーを楽にしたりより効果的にするグッズも紹介

猫にシャンプーしてあげたいけど、必要かどうか迷っている人も多いのではないでしょうか。猫はグルーミングをして自分できれいにはしているものの、ベタベタ感が気になったり、部屋のホコリが付いていたりすることもありますよね。

この記事では猫にシャンプーが必要なのかどうかや、おすすめのシャンプー&グッズについて解説します。猫をお風呂に入れてあげたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

猫のお風呂はケースバイケースで入れてあげましょう

猫は自らグルーミング(毛づくろい)をすることで、体の汚れを取って清潔を保つ動物です。体臭もそこまで気にならないので、基本的にはお風呂に入れなくても問題ないとされています。

ただ、皮脂やフケが多く出たり、ノミ・ダニが付いていたりする場合はシャンプーしてあげたほうがいいこともあるので、状況に合わせて判断するようにしましょう。

お風呂が苦手な猫も多い?

「猫は水を嫌がる」という話をよく耳にします。猫の祖先はもともと砂漠地帯に住んでいたということもあり、水に浸かる機会がほとんどなかったことから、いまも水を嫌がる子がいるようです。

また、猫の毛は濡れると乾きにくいので寒さを感じたり、お風呂によってニオイが消えることを不快に思ったりする子もいます。飼い猫をお風呂に入れたいと考えている人は、子猫のときから水に触れさせると、シャンプーを嫌がらないようになる場合もあるので試してみてください。

長毛種は特にお風呂が必要です!

個体差はありますが、長毛種の場合は月1回はお風呂に入れたほうがいいでしょう。短毛種なら毛が短いのでグルーミングで汚れが取れますが、長毛種は毛が長いため奥のほうの汚れまで、自分では取りきれないことも。

ほったらかしにしておくと皮脂や汚れが溜まり、被毛の状態が悪くなってしまいます。嫌がる猫を無理やりお風呂に入れるのはNGですが、できそうであれば大切な愛猫のためにも、定期的にシャンプーしてあげましょう。

部分的にお風呂が必要なケースも

全身シャンプーまではいかなくても、部分的にシャンプーしたほうがいい場合もあります。例えば、猫缶をよく食べる猫の場合は口周りが汚れやすかったり、便や下痢をする場合は肛門周辺が汚くなっていたりします。

そのまま放置してしまうと菌が繁殖することもあるので、シャンプーで清潔を保ってあげるのがおすすめです。

猫種によって必要な頻度は変わる

長毛種以外にも、シャンプーをしたほうがいい猫種は以下のとおりです。

  • 白猫:汚れが目立ちやすいため
  • 肥満の猫:グルーミングで届かない範囲があるため
  • 避妊去勢手術をしていない猫:スプレーと呼ばれるニオイのきつい尿をするため

汚れやニオイが気になった場合は、必要に応じてお風呂に入れてあげてください。

猫のシャンプーには種類がある

猫のシャンプーには、主にドライ・液体・シートの3タイプがあります。それぞれの特徴を解説しますので、状況に合ったタイプのシャンプーを選んでみてください。

水なしでも洗えるドライタイプ

ドライタイプは、水を使わずにシャンプーできるのが特徴です。毛の隙間まで入りやすい泡状で出てくるものや、パウダータイプのドライシャンプーもあります。

冬の寒い時期にシャンプーしたいときや、お風呂に入れられない猫にもおすすめです。

しっかり汚れを落とす液体タイプ

液体タイプは、人のシャンプーのように水で猫の体を濡らしてから使用します。肌に優しい低刺激のものやノミ・マダニに効果的なもの、高保湿タイプなど種類が多いのも特徴です。

水を嫌がらない猫に、おすすめのシャンプーだといえます。

手軽にサッと拭ける!シートタイプ

ドライタイプ同様、水なしでも使えるのがシートタイプです。シートに汚れを落とす洗浄成分が染み込んでいるため、手軽に汚れた部分を拭き取れます。

シートなのでシャンプーが目に入る心配もなく、デリケートな顔まわりにも使用可能です。

猫におすすめのシャンプー5選

猫をお風呂に入れる際は、人用のものは絶対に使わず、猫専用のシャンプーで洗うことが大切です。ここでは、猫におすすめのシャンプー5種類を紹介します。

N キャッツトリートメントインシャンプー ロング【ゾイック】

天然の保湿成分が配合された優しい洗浄力のシャンプーです。短毛種と長毛種の2種類のタイプがあります。長毛種用は被毛をしっかり保湿して、潤いを持続させる効果が期待できます。

トリートメントも含まれているため、乾燥を防げるのもポイントです。

  • 液体タイプ
  • 2,200円(税込)

参考:N キャッツ トリートメントインシャンプー ロング|公式サイト

水のいらない泡シャンプー【ジョイペット】

名前のとおり、水がなくても使用できるのが魅力のドライシャンプーです。乾いた毛にも泡がしっかり馴染むので、ふんわりした仕上がりになります。

食品にも使用できる成分からできているため、猫がうっかり舐めても心配ないのが嬉しいポイントです。

  • ドライタイプ
  • 約400円〜約600円

参考:水のいらない泡シャンプー|Amazon

肌に優しい アミノ酸配合シャンプー【ペティオ】

アミノ酸や植物性成分が含まれている、被毛に優しいシャンプーです。全猫種に使用可能で、トリートメントも含まれているため、猫の皮膚が乾燥しづらいのが魅力。

価格も手ごろなので、猫に刺激の少ないシャンプーを探している人におすすめです。

  • 液体タイプ
  • 約400円〜約500円

参考:肌に優しい アミノ酸配合シャンプー 全猫種用|Amazon

ミラクル キャットシャンプー【二チドウ】

植物性成分が配合されているため、皮膚が敏感な猫にもぴったりのシャンプー。低刺激なので、成猫だけでなく子猫にも使えるのが特長

400mlの大容量で、価格も安いため多頭飼いしている人にもおすすめです。

  • 液体タイプ
  • 約1,300円〜約1,500円

参考:ミラクル キャットシャンプー|Amazon

ウェットシャンプータオル【キャティーマン】

水が苦手な猫にも使えるシートタイプのシャンプーです。洗浄成分をたっぷり含んだ厚手のシートなので、猫の体全体をしっかり拭けます。香りがないため、ニオイに敏感な猫にも安心して使用できます。

  • シートタイプ
  • 約600円〜約700円

参考:ウェットシャンプータオル|Amazon

猫におすすめのシャンプーグッズ5選

最後に、猫におすすめのシャンプーグッズを5つ紹介します。どれも猫をお風呂に入れるときに役立つアイテムなので、ぜひチェックしてみてください。

グルーミング グローブ【Delamu】

シャンプーの前にブラッシングで抜け毛を取ることで、汚れが落としやすくなります。グローブタイプのブラシだと、愛猫の皮膚を傷つけすぎず、マッサージ効果もあるのでおすすめです。

  • グルーミングローブ
  • 約500円〜約1,300円

参考:グルーミング グローブ|Amazon

ペット用タオル【Perco】

猫の毛は細く水を含みやすいので、吸水性に優れたペット用タオルがあるとシャンプー後のお手入れが楽になるでしょう。Percoのペット用タオルは、バスタオルくらいの大きいサイズなので、1枚でしっかり水分を拭き取れます。

  • ペット用タオル
  • 約1,600円〜約1,800円

参考:ペット用タオル|Amazon

みのむし袋【Red Square】

お風呂が苦手な猫をシャンプーしたいときに便利なのが、みのむし袋です。ネットで包むことで、猫がリラックスするため、落ち着いてお風呂に入れられるでしょう。シャンプーだけでなく、動物病院に行くときや、爪切り時にも使える便利アイテムです。

  • みのむし袋
  • 約800円〜約1,000円

参考:みのむし袋|Amazon

ペット用シャンプー 泡立てスポンジ【アイオン】

液体タイプのシャンプーをそのまま使うと、しっかり毛の奥まで洗えなかったり、皮膚を刺激しすぎたりすることがあります。泡立てスポンジを使うときめ細かい泡が作れるので、毛の隙間に入りやすく、効率的にシャンプーできるでしょう。

  • 泡立てスポンジ
  • 約1,200円

参考:ペット用シャンプー 泡立てスポンジ|Amazon

猫用プロフェッショナル キューティコンディショナー【A.P.D.C.】

人と同じように猫もコンディショナーを使うことで、被毛をしっかり保湿し、柔らかい毛に仕上げられます。シャンプーのみの商品を猫に使っている人は、コンディショナーも一緒に使ってみてください。

  • コンディショナー
  • 約2,500円

参考:猫用プロフェッショナル キューティコンディショナー|Amazon

愛猫に合ったシャンプーを選ぼう

この記事では、猫にシャンプーは必要かどうかや、おすすめの猫用シャンプーを紹介しました。

猫はきれい好きな動物なので、シャンプーが必須というわけではありませんが、長毛種のように汚れが溜まりやすい猫種は洗ってあげると清潔が保てます

記事の内容を参考に、愛猫にぴったりのシャンプーを見つけて、ケアしてあげてください。

 

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