まとめ
  • 描種によって、マイペースや甘えん坊など性格に大きな違いがある
  • 成長に応じて性格が変わる可能性がある
  • 自分のライフスタイルに合った描種を検討することが大切

猫は犬と違い、サイズによる見た目の違いはほとんどありません。また短毛・長毛などの違いはありますが、犬ほど種類による見た目の違いも少ない傾向にあります。しかし、猫の性格には非常に多くのバリエーションがあるのです。

今回は、人気の描種の性格や特徴を紹介します。一般的に「猫はツンデレでマイペース」といわれますが、猫たちの性格の違いは一言でくくれるようなものではありません。多種多様な猫の魅力にふれて、自分に合った性格の猫種を探してみましょう。

短毛から長毛まで!人気の猫の種類11選

人気の描種はトレンドによって変わりますが、安定した人気を誇る種類も多く存在しています。人気の理由には、性格が家庭猫向きであることや、流通する頭数の多さなどが関わっています。あなたのお気に入りの描種がいるかチェックしてみてくださいね!

ラグドール|穏やかで従順な猫

ラグドールは、物静かで落ち着いた穏やかな猫です。飼主に従順であり、気が長く、子どもの遊び相手の役割も担ってくれます。他の動物に対しても寛容的な性格で、多頭飼育や犬との共存に比較的向いているといえるでしょう。

ラグドールの「ドール」は名前の通り「ぬいぐるみ」という意味で、まるで人形のように大人しく抱っこをさせてくれる猫です。人とのスキンシップを好むのんびり屋なラグドールは、初めて猫を飼育する人にもおすすめの描種といえます。

参考:アニコム損保「ラグドールってどんな性格?かかりやすい病気は?飼う前の注意点を徹底解説!」

ブリティッシュショートヘア|忠実で愛情深い猫

ブリティッシュショートヘアは静かな生活を好む猫です。基本的には大人しいですが自立心が強く、堂々とした佇まいを見せてくれます。「猫らしい性格をした猫と、落ち着いた生活を過ごしたい」と思っている人にピッタリの描種だといえるでしょう。

家族には愛情深く、知らない人にはツンとした態度をとるのも猫らしい魅力です。もともとスキンシップを強く好む性格ではありませんが、おもちゃで遊ぶのが大好きな子は多い傾向にあります。

参考:アニコム損保「ブリティッシュ・ショートヘアーってどんな性格?体の特徴や気をつけたい病気は?」

メインクーン|人懐っこくて温厚な猫

メインクーンは、しっかりした骨格と豊富な筋肉量を持つガッシリとした大型猫です。逞しい外見とは裏腹に、心優しい性格と人懐っこさで知られています。人間と共生してきた歴史が長く、飼主に対しても親愛の感情を向けてくれます。

上品さと野性味を兼ね備えており、独特のミステリアスさが魅力の猫です。もともと小動物を狩りながら生きてきたため、動くおもちゃで遊ぶことを好む子が多い傾向にあります。特に大柄な子は、なんと8kgを超える大きさになることも!

参考:日本ペット少額短期保険「メイン・クーンの保険 | 性格・寿命・飼い方のコツなどを解説」

アメリカンショートヘア(アメショ)|陽気で好奇心旺盛な猫

今でこそ多くの人気描種が増えていますが、王道の家庭猫といえばアメリカンショートヘアを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。アメリカンショートヘアは、心優しく陽気でフレンドリーという家庭猫に非常に適した性質を持っています。

運動が好きで活発な子が多いため「猫と一緒に楽しく遊びたい」と思っている人におすすめの描種です。人間や他の動物に対しても優しく接することができるため、小さな子どもがいる家庭や他のペットを飼っている人も飼育しやすいでしょう。

アメリカンショートヘアとの楽しい生活は、心がポカポカ温まる♡

参考:アニコム損保「アメリカン・ショートヘアーってどんな猫? 性格、飼い方を徹底解説!」

ノルウェージャンフォレストキャット|優しくて甘えん坊な猫

ノルウェージャンフォレストキャットは、大柄な体に落ち着いた性格を持った猫です。飼主に従順であり頭の回転も早く、他の描種と比べてしつけが入りやすい傾向にあります。もともと雪の多い地域で生まれ育ったため、寒さに強いモフモフの被毛も魅力的です。

基本的には甘えん坊であり、飼主の膝の上に乗ったり撫でられたりすることを好みます。高低差のある場所の上り下りが好きな描種であるため、キャットタワーやキャットウォークを用意してあげるとよく遊んでくれるでしょう。

参考:ER動物救急センター「人気の猫、ノルウェージャンフォレストキャット。性格や特徴は?かかりやすい病気は?」

スコティッシュフォールド|温和でマイペースな猫

スコティッシュフォールドは、穏やかな性格のマイペースな猫です。スコティッシュフォールドといえば折れた耳が印象的ですが、実は折れ耳のスコティッシュフォールドは全体の約30%しか存在していません。立ち耳の子も、垂れ耳の子と同様の性格や性質を持ちます。

長毛タイプも短毛タイプも市場に多く、カラーや柄のバリエーションも豊富であるため、好みの見た目の子を選びやすいことも魅力だといえるでしょう。ただし運動量が少ないため、肥満防止を心がける必要があります。

参考:ペット保険のFPC「スコティッシュフォールドの特徴・飼い方」

ペルシャ|ゆったりしていて落ち着いた猫

「猫の王様」とも呼ばれるペルシャは、ゴージャスでフワフワの被毛が特徴的な猫です。キャットショーの歴史も古く、堂々とした佇まいからは貫禄を感じさせます。ゆったりとした性格で落ちつきがあり、成猫になると大きな声で鳴くことはほとんどありません。

気分屋でマイペースで自立心が強く、ベタベタと触られることは好みません。家族と付かず離れずの距離を保ち、絶妙な距離感で一緒に生活してくれます。被毛のキープや毛玉防止のためには、毎日のブラッシングが必須です。

参考:アニコム損保「ペルシャってどんな猫?特徴、お手入れは?世界中で愛され続ける長毛猫の代表格!」

サイベリアン|賢く忍耐強い猫

サイベリアンは、気高い佇まいとワイルドさが共存している長毛猫です。シベリアの過酷な自然環境の中で生き抜いてきたルーツを持ち、ガッシリとした骨格に伴った高い運動能力が特徴的です。

性格は家庭猫向きで、賢く忍耐強く、家族への愛情も深い傾向にあります。ただし縄張りへの意識が強い描種であるため、家族以外には警戒心が強くなります。サイベリアンからの愛情を受け取るためには、家族であることをじっくり伝えていく必要があるでしょう。

参考:アニコム損保「サイベリアン・フォレスト・キャットってどんな猫?ふわっふわな巨体がロシア原産の猫」

ロシアンブルー|遊び好きで犬のような猫

ロシアンブルーは、特有のアッシュブルーの被毛とエメラルドグリーンの瞳が特徴的な猫です。口角がわずかに上がった口元は「ロシアンスマイル」と呼ばれ、静かに微笑んでいるかのような魅力的な顔つきは多くの人の心をつかんでいます。

性格はまるで犬のようだと例えられやすく、遊ぶことが大好きで家族にもよく懐きます。甘えん坊な子が多く、スキンシップも積極的に好むため、猫との距離感の近さを楽しみたい人におすすめの描種です。

参考:日本ペット少額短期保険「ロシアン・ブルーの保険 | 性格・寿命・飼い方のコツなどを解説」

ラガマフィン|ふれあいを好む大人しい猫

ラガマフィンはラグドールとよく似た性質を持っており、被毛のカラー以外に大きな違いはありません。ラグドールと同様に穏やかで大らかな性格で、家族への愛情深さが特徴的です。

長い被毛は「猫界のテディベア」と呼ばれるほど美しく、まるでビロードのような艶やかな手触りをしています。自ら抱っこをせがんでくるような甘えん坊の一面があり、穏やかながらもスキンシップにあふれた生活が楽しめるでしょう。

参考:日本ペット少額短期保険「ラガマフィンの性格や大きさは?飼いやすさや飼い方のポイントを解説!」

マンチカン|明るくて社交性が高い猫

可愛らしい短足のシルエットが特徴的なマンチカンですが、短足のマンチカンは全体の約20%程度といわれています。平和主義ながら社交性が高く、人や他のペットと良好な関係を築きやすい傾向にあります。

好奇心が旺盛で、飼主を遊びに誘ったりすることが多いため、猫とのコミュニケーションを楽しみたい人におすすめです。足が短い子は体重が負担になり運動量が落ちやすいため、肥満を防止するための対策が必要です。

参考:アニコム損保「マンチカンはどんな性格?特徴は?寿命やお迎え費用についても解説!」

ライフスタイルに合った描種を選ぶポイント

ここでは、ライフスタイルに合った描種を選ぶポイントを紹介します。人同士にも相性があるように、ライフスタイルによって自分と合う猫・合いにくい猫がいます。猫と人がお互いに幸せな生活を送れるように、じっくりと検討していきましょう。

多頭飼育か単独飼育から選ぶ

猫の性格や描種によっては「飼主からの愛情を独占したい」と思うタイプがいます。また縄張り意識が強い描種は自分以外の猫に警戒心を強く持ってしまい、喧嘩やトラブルの原因になってしまうこともあるでしょう。

猫は犬とは異なり、基本的に単独での生活を好みます。「1匹じゃ寂しいだろうから」と多頭飼育を始めると、かえって猫のストレスを招いてしまうことも。多頭飼育を前提とする場合は、できるだけ穏やかで縄張り意識が低く、友好的な描種を選ぶとよいでしょう。

運動量や活発さから選ぶ

猫は種類によって運動量が大きく異なります。例えばベンガルのような筋肉隆々で逞しい猫は、おもちゃで遊ぶだけではなく高低差のある運動が求められます。運動不足はフラストレーションがたまる原因となり、猫の問題行動につながる可能性があるでしょう。

しかし家の間取りによっては、どうしても十分なスペースを用意できなかったり、キャットタワーや高低差のあるギミックを設置できなかったりしますよね。「運動量の多い猫を満足させてあげられなさそう」と感じる際は、比較的大人しい描種を選ぶことをおすすめします。

お手入れやスキンシップに対する考え方から選ぶ

短毛猫と長毛猫では、お手入れの手間が大きく異なります。例えば、短毛種の場合は数日に1回ラバーブラシでケアするだけで十分な場合もありますが、長毛種の場合は1日2回30分ずつのブラッシングが適しているケースもあるでしょう。

猫のお手入れを楽しんでできる人は長毛種も選択肢に入りますが、そうでない人は短毛種を選ぶことをおすすめします。もちろん短毛種にもお手入れは必要ですが、特に長毛種のお手入れ不足は痛みを伴う毛玉や疾患の原因になりやすいのです。

猫の性格は千差万別!種類にこだわりすぎないことが大切

今回は、人気の描種や自分に合った種類を選ぶポイントなどを紹介しました。猫との出会いは一期一会ですが、自分のライフスタイルやペット観と合った描種を選ぶことが大切です。

猫の性格は、人間や犬と同様に千差万別です。描種ごとの一般的な性格はありますが、実際はその子が持って生まれた性格に依存します。また成長の過程で少しずつ性格が変わる可能性もあります。

さらに避妊手術や去勢手術などを行うと、ホルモンバランスが変化し性格に影響を及ぼすことも。猫の飼育では、どのような性格であっても「目の前の子を最期まで愛し続ける」という覚悟が何より求められるでしょう。

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