ゆらゆらと泳ぐ姿が幻想的なクラゲ。最近では「癒しの生き物」として非常に人気が高いです。そのため、クラゲがたくさんいる水族館で癒されたいと考えている人も多いのではないでしょうか?

クラゲが見れる水族館は写真映えもするので、一度はSNSで見たことがある人もいるかと思います。水族館によってはクラゲの生態を学べるツアーも用意されています。

そこで今回はクラゲがたくさんいる全国の水族館を、厳選して10ヶ所紹介します。近くの水族館や旅先で行ってみたい水族館をぜひ見つけてみてください。

鶴岡市立加茂水族館【山形県】

出典:加茂水族館公式X

加茂水族館は、世界で最も多様なクラゲを見られる水族館として有名で、さまざまな種類のクラゲを見ることができます。

加茂水族館には「クラゲドリームシアター」と呼ばれる直径5メートルの水槽があり、約1万匹のミズクラゲが展示されているのもおすすめポイント。

ミズクラゲの他にも常時約80種類のクラゲが展示されています。クラゲを成長段階ごとに観察できる「クラゲ栽培センター」もあるのでクラゲの生態を学ぶこともできます。

スポット名 鶴岡市立加茂水族館
所在地 山形県鶴岡市今泉字大久保657-1 
アクセス 鶴岡駅より庄内交通バス「加茂経由湯野浜温泉行き」

乗車時間は約40分、「加茂水族館」下車すぐ

営業時間 9:00~17:00(最終入館は16:00)※繁忙期変更有

定休日:年中無休

入場料 一般:1,000円小・中学生:個人500円

幼児:無料

※団体割引あり・減免入館料あり

※令和6年7月1日より、一般料金改定の予定

新江ノ島水族館【神奈川県】

画像提供:新江ノ島水族館

新江ノ島水族館は、湘南の片瀬海岸に建つ水族館です。片瀬海岸に面しているのでロケーションも抜群!天候に恵まれれば美しい夕日を見ることもできます。

新江ノ島水族館には、常時14種類のクラゲをみられる「クラゲファンタジーホール」があります。世界で一番大きなクラゲの一つとされるパシフィックシーネットルが展示されていている点も特徴的です。

観光で江の島を訪れた際にはぜひ訪れてみてください。

スポット名 新江ノ島水族館
所在地 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
アクセス 片瀬江ノ島駅 徒歩3分/江ノ島駅 徒歩10分/湘南江の島駅 徒歩10分
営業時間 9:00~17:00
※時期によって変動。要確認
入場料 大人2,800円 高校生1,800円

小・中学生1,300円 幼児(3歳以上)900円

※団体割引あり

サンシャイン水族館【東京都・豊島区】

画像:サンシャイン水族館公式HP

池袋にあるサンシャイン水族館は、サンシャインシティ内のビルの屋上にあります。小さくて可愛らしいクラゲだけでなく、大きく迫力満点なクラゲを展示している水族館です。

サンシャイン水族館のクラゲといえば、国内初のクラゲトンネル水槽。たくさんのクラゲに囲まれながら癒しの時間を過ごすことができます。

その他、クラゲだけでなく企画展も開催していることが多いので、何度訪れても楽しめる水族館としておすすめです。

スポット名 サンシャイン水族館
所在地 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上
クセス JR・東京メトロ・西武線・東武線「池袋駅」より徒歩10分

有楽町線「東池袋駅」より徒歩5分

営業時間 春夏:9:30~21:00

秋冬:10:00~18:00

※時期により変更あり ※最終入場は終了1時間前

入場料 高校生以上:2,600~2,800円

小中学生:1,300~1,400円

4才以上:800~900円

すみだ水族館 【東京都・墨田区】

※画像はイメージです

すみだ水族館はスカイツリーの直下のスカイツリータウンにあり、比較的新しく2012年にオープンした水族館です。

すみだ水族館のクラゲエリアには長径7メートルの楕円形の水盤水槽「ビッグシャーレ」があり、約500匹ものミズクラゲを上から直接見ることができます。色鮮やかな照明の演出により幻想的なアート空間にいるような感覚にもなります。

また、すみだ水族館で展示されているクラゲは全てすみだ水族館生まれの個体で、飼育作業を間近に観察できる「アクアベース」では飼育設備や成体になるまでの成長過程、繁殖活動を観察できます。

スポット名 すみだ水族館
所在地 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F
アクセス とうきょうスカイツリー駅すぐ

押上(スカイツリー前)駅 :直通徒歩5分

営業時間 平日:10時〜20時

土日祝:9時〜21時

休館日:なし

入場料 大人:2,300円 高校生:1,700円

小・中学生:1,100円 幼児(3歳以上):700円

登別マリンパークニクス【北海道】

出典:登別マリンパークニクス公式HP

登別マリンパークニクスは、ペンギンパレードやイルカパフォーマンスやオットセイパフォーマンスなどが非常に人気の水族館ですが、クラゲの展示も魅力のひとつです。

「ニクス城」というお城の中が丸ごと水族館になっており珍しいクラゲや魚たちを観察することができます。ニクス城では光と音楽に包まれるクラゲの癒し空間が来館者からも人気になっています。

スポット名 登別マリンパークニクス
所在地 北海道登別市登別東町1-22
アクセス 登別駅から徒歩で5分
営業時間 9:00~17:00 ※最終入園は16:30
入場料 大人(中学生以上):3,000円

子ども(4歳〜小学生):1,500円

3歳以下:無料

※団体割引あり

新潟市水族館 マリンピア日本海【新潟県】

出展:新潟市水族館マリンピア日本海公式X

日本海に面しているマリンピア日本海は日本海側有数の規模を誇る水族館として有名です。

落ち着いてリラックスしながらクラゲを見たり約600種類の水生生物を観察したり、イルカショーを楽しんだりできるのでお出かけスポット・デートスポットにもいいですね。

新潟駅から少し距離のある場所ですが、新潟駅から直通の路線バスがあるので安心です。

スポット名 新潟市水族館 マリンピア日本海
所在地 新潟県新潟市中央区西船見町5932-445
アクセス 新潟駅より新潟交通路線バス「水族館線 系統C22」

乗車時間は約23分、終点「水族館前」下車

営業時間 9:00~17:00 ※券売は16:30まで

定休日:3月の第1木曜日とその翌日、12月29日~1月1日

入場料 大人(高校生以上):1,500円

小人(小・中学生):600円

幼児(4歳から):200円

乳児(3歳まで):無料

※団体割引・入館料免除あり

のとじま水族館【石川県】

※画像はイメージです

※令和6年能登半島地震の影響のため、当面の間休館となっています。営業再開の目処に関しては公式HPで確認してください

石川県にあるのとじま水族館では、クラゲの展示に力を入れています。クラゲが見られる展示エリアは「クラゲの光アート」と呼ばれトンネル型の水槽と円柱型の水槽があるのが特徴です。

エリアは全面に鏡が貼られていて空間が幻想的。鮮やかにライトアップされた円柱型の水槽の他にも、プロジェクションマッピングを映した水槽もありますよ。

スポット名 のとじま水族館
所在地 石川県七尾市能登島曲町
アクセス 和倉温泉駅より能登島交通路線バス「のとじま臨海公園」乗車時間は約30分
営業時間 3月20日~11月30日:午前9時~午後5時

12月1日~ 3月19日:午前9時~午後4時30分

休園:12/29~12/31

入場料 一般(高校生以上):1,890円

中学生以下(3歳以上):510円

3歳未満:無料

※団体割引あり

海遊館【大阪府】

※画像はイメージです

大阪の人気観光スポットでも有名な海遊館は、2018年にクラゲ展示エリアが全面リニューアルされました。

新エリアの「海月銀河(クラゲぎんが)」はフロアが漆黒なため、クラゲの泳ぐ姿はまるで銀河を浮遊しているかのようです。全体的に薄暗い空間になっていることで、クラゲの魅力もより際立って見ることができるでしょう。

スポット名 海遊館
所在地 大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
アクセス 大阪港駅:1番出口より徒歩約5分
営業時間 公式HPにて順次更新

休館日:2023年1月10日(火)・11日(水)

入場料 大人(高校生・16歳以上):2,400円

子ども(小・中学生):1,200円

幼児(3歳以上):600円 2歳以下:無料

※回数カードや障がい者割引あり

名古屋港水族館【愛知県】

※画像はイメージです

名古屋港水族館は日本で2カ所しかないシャチに会える水族館としても非常に人気です。

名古屋港水族館には、鏡や照明を用いた演出が幻想的なクラゲエリア「くらげなごりうむ」があり、約11種500点ものクラゲが展示されています。

他にも、併設されている「クラゲラボ」では、普段見る機会の少ないクラゲの成長過程を見ることもできます。

スポット名 名古屋港水族館
所在地 愛知県名古屋市港区港町1-3
アクセス 名古屋港駅 3番出口より徒歩5分
営業時間 9:30〜17:30 (公式HP営業時間カレンダー)

2022年休館日:10月3・11・17・24・31日

        11月毎週月曜日

        12月26日以外の月曜日

入場料 大人・高校生:2,030円 

小・中学生:1,010円

幼児(4歳以上):500円

夜間入館割引・減免入館料あり

九十九島水族館 海きらら【長崎県】

※画像はイメージです

長崎県にある九十九島水族館 海きららにあるクラゲシンフォニードームでは11種約300匹のクラゲが展示されており、西日本最大の展示規模が特徴の水族館です。

またクラゲ研究でノーベル化学賞を受賞した、下村脩博士が受賞するきっかけとなった「オワンクラゲの標本」なども展示されているので、クラゲの専門的な情報を得ることもできるでしょう。

館内では飼育員さんたちが日々クラゲの生態研究や調査に取り組んでいるので、他では見られない「生まれて間もないクラゲ」とも出会うことができる場所です。

スポット名 九十九島水族館 海きらら
所在地 長崎県佐世保市鹿子前町1008 九十九島パールシーリゾート内
アクセス 佐世保駅より佐世保駅前路線バス「パールシーリゾート・九十九島水族感」乗車時間は約25分

※バスは概ね30〜40分おきに運行

営業時間 営業時間:3月~10月 9:00~18:00 最終入館17:30

受付時間:11月~2月 9:00~17:00 最終入館16:30

入場料 大人(高校生以上):1,470円

小人(4歳〜中学生):630円

3歳以下:無料

団体:大人1,250円 小人630円

※団体は有料入館料15名以上

※佐世保市民割引・シルバー割引(70歳以上)あり

※年間パスポート・減免入館料あり

クラゲが有名な水族館で癒しの時間を過ごそう

今回は全国各地のおすすめ水族館10選を紹介しましたが、行ってみたい水族館は見つかりましたか?

クラゲが見られることで有名な水族館は全国各地にあります。どの水族館も幻想的な展示方法やクラゲの生態をわかりやすく展示したりと工夫はさまざまです。

たくさんのクラゲがふわりと泳ぐ姿は幻想的。写真だけでは伝わらないクラゲの魅力が水族館では見られます。クラゲの生態を観察したり鮮やかに照らされたクラゲの水槽を見たりすることできっと非日常を感じられるでしょう。

日々の疲れを癒す時間が欲しいときはクラゲに会いに水族館へ足を運んでみるのはどうでしょうか?

 

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