この記事は2024年6月時点の内容です。

まとめ
  • ドッグランは運動不足解消&精神的なリフレッシュに最適
  • 利用前に必ずすべきは「ワクチン接種」と「しつけ」
  • ドッグラン内でおやつをあげない、他の人の犬を勝手に触らないなどのマナーも意識しよう

ドッグランは、愛犬の伸び伸びした姿を楽しめる場所です。愛犬の運動不足解消ができるだけではなく、精神的にもリフレッシュできます。しかし、はじめて愛犬をドッグランに連れて行くときには何かと不安が多いものですよね。

今回は、ドッグランのルールやマナー、準備したいアイテムなどをご紹介します。はじめてドッグランを利用する飼い主さんはもちろん、ベテランのドッグオーナーさんも改めてマナーを学び、安心して楽しめる時間を過ごしましょう。

【ペットマナー】ドッグランに行くときの準備と持ち物

ここでは、ドッグランに行くときに準備したいことや必要な持ち物をご紹介します。「せっかくドッグランに行ったのに準備不足で楽しめなかった……」という事態にならないように、事前に確認しておきましょう。

混合ワクチンと狂犬病ワクチンの接種

ほぼすべてのドッグランでは、混合ワクチンと狂犬病ワクチンを1年以内に接種していることが必須の利用条件になっています。注射済票や鑑札など、接種済あることを照明する資料を用意しておきましょう。

最低限のしつけ

ドッグランではさまざまな犬種や性格の犬が混在している状態です。他の犬を傷つけたり脅えさせたりしないよう、家で最低限のしつけをしておくことが大切です。飼い主さんが名前を呼んだらすぐに戻ってくるようにしつけておきましょう。

犬の社会化を進めておく

犬の社会科とは、他の犬とトラブルにならないように遊ぶ事を覚えたり、物音に過度に動じて騒いだりなどがないように、ある程度の経験を積んで物事に慣らしておく事です。

 

愛犬が他の犬に慣れていないと、せっかくドッグランに行っても緊張して楽しめません。人見知りの状態のままドッグランに連れて行くと、他の犬に怪我をさせたりトラウマを作ってしまったりすることもあるでしょう。

ドッグランデビューまでに社会化を進めておき、他の犬や人に対して友好的に振る舞えるように準備しておくように心がけてください。

その他にも必要なものを確認しよう

ドッグラン利用に必要なものは、ワクチン証明書以外にもさまざまです。例えばドッグランへの出入りに必要なリードや、水分補給のための犬用のお水。粗相をしてしまったときにペットシートも必要になります。

 

多くの飼い主さんや犬が集うドッグランの場では、マーキングのしつけが不十分な子はマナーベルトを装着すると安心です。

ドッグランは自然をそのまま利用している施設も多いため、汚れをすぐにケアできるようにタオルやウエットシートも持っていくとよいでしょう。

はじめてでも安心!ドッグランで気をつけるべきマナーとルール

ドッグランを利用する際にはいくつかのルールが存在します。ここでは基本的なマナーをご紹介しますが、実際に利用する際には施設ごとの固有のルールを事前にホームページで確認しておきましょう。

マナー1.愛犬から目を離さない

「愛犬から目を離さない」は、ドッグランを利用するにあたって常に守るべきルールです。

 

どんな友好的な性格の犬であっても決して目を離さず、いつでも見守ってあげてください。飼い主さんが注意深く観察していることで、怪我や犬同士のトラブルを未然に防止できます。

マナー2.トイレの場所を守る

ドッグランによっては、すべての犬が共用するトイレエリアが併設されている事も。施設に入ったらまず愛犬をトイレに連れて行き、臭いを嗅がせて場所を覚えさせましょう。

 

もしトイレがないドッグランの場合は、入場前に済ませておくのがマナーです。

マナー3.ドッグランは公共エリアであることを認識する

ドッグランは自宅の庭ではなく、さまざまな人や犬が利用することを認識しましょう。

 

施設のルールにもよりますが、基本的にドッグラン内では人間の飲食や喫煙は禁止です。トイレ以外で粗相をしたらアフターケアを行い、うんちやペットシートなどのゴミは必ず持ち帰りましょう。

街中を散歩しているときと同じモラルやルールが求められることを忘れないでくださいね。

要チェック!ドッグランでの注意点

ここでは、ドッグランを利用する際の注意点をご紹介します。

マナー違反をしてしまうと、楽しいはずのドッグランが苦い思い出に……。自分と愛犬のためだけではなく、他の利用者も気持ちよく過ごせるようにNG行為を学びましょう。

注意点1.愛犬に合ったドッグランを選ぶ

ドッグランは施設によってそれぞれの特徴があります。愛犬の体力や体格と照らし合わせて、相性がいい施設を探しましょう

 

例えばチワワやポメラニアンなどを飼育している場合、小型犬専用の施設や中型犬までの犬種限定の施設を選ぶことで、トラブルを防止できる可能性が上がります。

注意点2.ドッグラン内でおやつをあげない

普段の散歩ではおやつを持ち歩いていることも多いと思いますが、ドッグランには極力持ち込まないようにしましょう。

 

多くの犬が集まるドッグランで愛犬におやつをあげると、周りの犬も匂いに釣られてしまうためです。他の飼い主さんの迷惑になるだけではなく、犬同士で喧嘩が始まってしまう可能性もあります。

注意点3.他の人の犬を勝手に触らない

ドッグランでは犬が自由に遊んでいますが、他人の犬に勝手に触ったり写真を撮ったりするのはマナー違反です。他の犬と交流するときには事前に飼い主さんに確認し、許可を取るようにしましょう。

 

もし犬のほうから友好的な態度を示してくれたとしても、まずは飼い主さんを探すように心がけてください。

ルールとマナーを守ってドッグランを楽しもう!

今回は、ドッグランを利用する際のマナーやルールなどをご紹介しました。ドッグランはマナーを守ることでより楽しく、安全に利用することができます。施設の特徴や口コミなどもチェックした上で、しっかりと準備をしてから向かいましょう。

 

また別の記事ではおすすめのドッグラン施設をまとめているため、愛犬にピッタリの施設選びのためにぜひ参考にしてくださいね。
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