まとめ
  • 犬と間近でふれあえるのが保護犬のいるカフェ
  • 保護犬のいるカフェの犬は条件が合えば里親にもなれる
  • 里親になった後のイメージを持てるのが保護犬のいるカフェの魅力

「保護猫のいるカフェはよく聞くけど、保護犬のいるカフェってあるの?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか?保護猫のいるカフェよりも数は少ないですが、保護犬のいるカフェは全国各地にあります。

犬好きの人や犬を飼う前に実際にふれあってみたい、という人にぴったりなのが保護犬のいるカフェ。店舗によっては、相性がよかったり条件を満たしていたりすれば、お店にいる保護犬をお迎えすることも可能です。

この記事では、東京都内で犬とふれあえる保護犬のいるカフェ4店舗を紹介します。保護犬とふれあいたいと考えている人は、ぜひ記事の内容を参考にしてください。

保護犬のいるカフェなら犬をお迎えした後をイメージできる!

保護犬のいるカフェの魅力は、犬と実際にふれあって、家族になったあとのことをイメージできるところです。「吠えたらこのくらいの声が出る」「想像より活発に動き回るんだな」など、飼ったことがなくてもふれあいながら犬の習性を知ることができます。

カフェの店員さんも犬に詳しい人ばかりなので、わからないことや不安なことがあれば、犬と戯れながら相談できるのも嬉しいポイント。「犬を飼う=ペットショップに行く」だけではなく、保護犬のいるカフェに行って保護犬を迎えるのも、選択肢のひとつとして検討してみてください。

そもそも保護犬のいるカフェとは?

『保護犬のいるカフェ』とは、その名のとおり保護犬がお店にいるドッグカフェです。捨てられたり、保健所に入っていたりなど、さまざまな背景を持つ犬たちが集まっています。

チワワやトイプードル、雑種など多種多様な犬種の犬におやつやご飯をあげたり、おもちゃで遊んだりして間近でふれあえるのが魅力。お店によっては、カフェ利用代やペットグッズの売上から、保護活動の資金に当てているところもあります。

保護犬のいるカフェで気に入った犬がいれば、条件や相性を見て譲渡してもらえるお店もあるので「保護犬を迎えたい」「犬を飼いたい」という人はぜひ行ってみてください。

NPO法人 みなしご救援隊犬猫譲渡センター 東京支部【田園調布】

『みなしご救援隊犬猫譲渡センター 東京支部』は、殺処分0を目指して犬や猫のほかに、小動物の保護を行っている保護団体の東京支部です。3〜15頭の犬猫が暮らしており、常時譲渡先を募集しています。

犬猫を引き取りたいと思っていない人でも、ドリンクを飲みながらふれあうだけの利用も大歓迎。

現在カフェで家族を待っている保護猫・保護犬については【里親さんを待っている犬・猫たち】で紹介しているので、ぜひのぞいてみてください。

所在地 東京都世田谷区玉川田園調布2-12-10-1階
アクセス 自由が丘駅(東急東横線・大井町線) 南口/正面口/北口より徒歩約10分
料金 300円のワンドリンク制(45分間ふれあい可能)
営業時間 土日祝/11:00~18:00(最終入場17:15)
里親の条件 公式ホームページの【譲渡の条件】にて確認
駐車場情報 なし(近くにコインパーキングあり)

温もりカフェ【墨田区向島】

画像提供:温もりカフェ 公式Instagram

『温もりカフェ』は、看板犬のレオンちゃん(柴犬)含め、チワワやマルチーズなどの5匹の保護犬がお出迎えしてくれるカフェです。木を基調にした温かみのある店内で、かわいいワンちゃんとのひとときを堪能できます。

ワンドリンク制で、手挽きコーヒーや本格的なフルーツの生搾りドリンクも楽しめるので、カフェとしての利用にも最適。

また予約者限定で、19時から犬のお散歩体験もできます。より深く犬とふれあってみたい人や、運動不足を感じている人は一緒にお散歩してみてはいかがでしょうか。

保護犬の数や犬種はタイミングにより異なる為、里親募集中の子に関してはこちらをご確認ください。

所在地 東京都墨田区向島3-2-5 向島パークハイツ第2 104号
アクセス とうきょうスカイツリー駅から徒歩8分
料金 1,500円(1時間利用+ワンドリンク)
営業時間 午前10:00〜13:00 午後13:45〜19:00 火曜定休
里親の条件 犬ごとにオーナーさんが定めた譲渡条件あり
駐車場情報 なし(近くの駅に立体駐車場あり)

保護シェルター&保護犬猫カフェ ANELLA CAFE(アネラカフェ)新宿店【牛込柳町】

『保護シェルター&保護犬猫カフェ ANELLA CAFE 新宿店』は、1階に犬、2階に猫が分かれて暮らしているカフェです。チワワやブルドッグなどの純血種、ミックス犬など個性豊かな保護犬たちとふれあえます。

公式Instagramから、お店にいる犬猫以外に里親募集している子もチェックできます。カフェの売上は保護活動や犬猫の医療費に当てられているので「飼えなくても、犬猫のために何かしたい!」と思っている人は、ぜひ足を運んでみてください。

所在地 東京都新宿区市谷柳町10-4
アクセス 大江戸線 牛込柳町駅 南東口から左に徒歩5分
料金 1時間1,500円/30分追加 500円
営業時間 木土日/11:00〜18:00
里親の条件 譲渡条件の詳細は店舗に確認してみてください
駐車場情報 なし

NPO法人 Small Life Protection 保護犬猫カフェPETS【足立区】

『Small Life Protection 保護犬猫カフェPETS』は、殺処分になる犬猫がいなくなることを目標に掲げているNPO法人が運営するカフェです。カフェにいる犬は、小型犬から大きめの犬まで、サイズも犬種もさまざま。

ドリンクつきなので、まったりくつろぎながら犬猫とふれあえます。里親を募集している犬猫はこちらで見られますので、お気に入りの子を見つけてください。

所在地 東京都足立区舎人5−27−12
アクセス 見沼代新公園駅西口を右に徒歩3分
料金 30分500円(ドリンクつき)
営業時間 木/土/日12:00〜17:00 
里親の条件
  • 完全室内飼いであり、十分に運動をさせられる環境であること
  • 脱走防止対策に協力すること
  • 十分なお食事とお散歩ができ、経済的にも時間的にも保護犬・猫の為に尽くしていただけるご家庭であること
駐車場情報 なし(近くにコインパーキングあり)

犬好きや犬を飼いたい人は「保護犬のいるカフェ」に遊びに行ってみて!

この記事では、東京都内にある保護犬のいるカフェを4つ紹介しました。保護犬のいるカフェの魅力は、なんといっても犬と間近にふれあえること。

相性が合う保護犬がいれば、条件次第で譲渡してもらえるので「飼ってみたら思ってた子と違った」という相違が生まれにくいです。

また飼うつもりはないけど、犬をかわいがりたいという利用者も大歓迎なので、ぜひお近くの保護犬のいるカフェに立ち寄ってみてください。

 

毎月の保護猫・保護犬の譲渡会情報もまとめています。

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