画像提供:@kuku_0804さん

大きくてちゅるんとした黒い目に、フサフサのしっぽ。リラックスした姿や手乗り姿も見せてくれる、見る人の心をつかんで離さない小さな妖精ヤマネたち。

今回は、SNSでトリコになる人が続出している、森の妖精「ヤマネ」を紹介します。ペットとして飼う場合の注意点や、生態も合わせて学んでみましょう。

ヤマネの手乗り姿にうっとり♡

ここでは、Instagramで見つけた魅力的なヤマネちゃんたちを一挙に公開!

環境や飼主に慣れてくれると、手乗り姿も見られるようになるヤマネたち。

飼主さんからの愛情をたっぷり受けて、それぞれのお気に入りの場所でリラックスして過ごす姿をのぞき見てください!

ポケットに入るのが大好き!

@gi_po_cha_さんのお家で暮らしているのは、アフリカヤマネのぽっけくん。

名前の由来は、似ているゲームキャラクターがいることと、すぐポケットに入りたがるからだそうです。

大きくてちゅるんとした黒い目に、ちょこんとそえられた小さな手。

初めて出会ったときに「なんだこの妖精は!?」と衝撃を受けたのも納得のキュートさです。

画像提供:@gi_po_cha_さん

まんまるで愛おしい

@punshiro_cotoさんのお家で暮らすぷんちゃんは、まんまるい体が特徴的なアフリカヤマネの男の子。同じくアフリカヤマネのシロちゃん・ことちゃんと一緒に暮らしています。

ぷんちゃんの大好物は、ゆで卵の白身。小さな手で器用に持って口に運びます。

まんまるでむっちりとしたフォルムが愛らしい。見ているこちらの目尻が下がってしまいますね。

画像提供:@punshiro_cotoさん

ひょっこり登場!

@kuku_0804さんの服からひょっこり登場したのは、アフリカヤマネのくくたん。ゼリーやチーズのおやつが大好きな、甘えんぼうの男の子です。

ヤマネは、木の洞や割れ目などにひそんで生活する特性をもっています。安心できるところから、ひょっこりと顔を出して、おしゃべりしそうな表情をしていますね。

くくたんお得意のウインクは、ときどき見せてくれるそうです。

画像提供:@kuku_0804さん

もぐもぐタイムも手乗りで

@yumiemon_3さんの手に乗っておやつをもぐもぐしているのは、アフリカヤマネのタフィーちゃん。タフィーちゃんにふれると、お餅のようにもちもちです。

おやつを食べるときのぷくっとしたほっぺたと、たれ目が可愛い〜!

手の上でのもぐもぐタイムが見られるのは、飼主さんとの信頼関係がしっかりと築けているからですよね。

画像提供:@yumiemon_3さん

眠るときも手の上で気持ち良さそう

@spikeyfluff_kidさんの手の上で気持ち良さそうに眠っているのは、アフリカヤマネのピエちゃん。お迎えする前から、手の中で寝ちゃうような子だったんだそう。

飼主さんに身を委ねて安心しきっている姿は、守ってあげたい可愛さです!

小動物好きは、ピエちゃんのような手乗りに一度は憧れますよね。

飼主さんはYouTubeチャンネルもやっているそうです!ぜひチェックしてみてください。

画像提供:@spikeyfluff_kidさん

ヤマネってどんな動物?

画像提供:@gi_po_cha_さん

ヤマネはその姿から、ネズミやリスなどに間違われることがありますが、齧歯目ヤマネ科の生き物です。

ネズミとは違い、ヤマネはしっぽにもフサフサとした毛が生えています。

手のひらに収まるほどに小さく、体重は約14〜25g。1本線で黒褐色の模様が、背中にあることが特徴です。

ヤマネの生息地や寿命は?

本州や四国・九州・隠岐島など、日本の各地で野生のヤマネが見られます。日本で見られるヤマネは、日本の固有種である「ニホンヤマネ」です。

ニホンヤマネは、日本の天然記念物に指定されているため、捕獲もペットにすることも禁止されています。

昼間は木の洞や木の割れ目などにひそみ、夜になると活動を始める夜行性の生き物です。

ヤマネの寿命は約3〜7年。寒くなると冬眠します。

ヤマネは何を食べる?

ヤマネは雑食性です。野生下では、花の蜜や果物・昆虫など、飼育下では、ハムスター用フードや果物・野菜・昆虫などを好んで食べます。

ヤマネには草食動物の消化器官である盲腸がないため、繊維質の多い葉やどんぐりなどは消化できないことがあります。

ヤマネには、繊維質の多い食べ物を与えないようにしましょう。

ペットとして飼う場合の注意点

くり返しになりますが、ニホンヤマネは天然記念物であるため、飼うことはできません。ニホンヤマネは、絶滅危惧種にも指定されています。

ペットとして飼うことができるのは、アフリカヤマネなどの輸入したヤマネです。

15度以下になると冬眠の準備を始めるため、ヤマネをお迎えするためには、温度管理も大切になってきます。室内を20〜24度に保ってあげるようにしましょう。

ヤマネは臆病な性格ですが、赤ちゃんのときから飼育したり、じっくり愛情や時間をかけてお世話をすると、手乗りになることもあるそうです。

森の妖精ヤマネに会いに行こう!

今回は、SNSでトリコになる人が続出している、森の妖精「ヤマネ」を紹介しました。

ヤマネは、愛情や時間をかけてお世話をすると、リラックスした可愛い姿を見せてくれるところが人気の理由のひとつです。

ペットとしてお迎えする前に、SNSでヤマネとの暮らし方をチェックしたり、ペットショップで実際に観察したりしましょう。

春になれば、ニホンヤマネが冬眠から目覚めて活動を始めます。飼うことはできませんが、森の妖精ニホンヤマネを探しに出かけてみてはどうでしょう?

 

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